ホームステイ先のためのQ&A

近年、八丈高校への入学を希望する島外の生徒数がホームステイ先の不足のため、八丈高校に入学しづらい状況です。一方、八丈高校の学生数は、年々減少する傾向にあります。島外からの学生を増やすことは、八丈高校の活性化に繋がり、島の学生たちにも大きなメリットがあります。

 八丈町の「八丈高校ホームステイ補助金」は、優れた制度ながら、規則を読んでも現実的なことが良くわかりません。そこでホームステイ先が増えることを目的に経験を基にしたQ&Aをつくりました。(大賀郷7677 高橋)


Q 現在八丈島でのホームステイ先は、何件ありますか。

A 2件です。黒崎宅で2年生男子2名、髙橋宅で1年生男子1名がホームステイしています。


Q ホームステイする学生は、どのように決めるのですか。

A ホームステイ先は、八丈町役場での書類審査と七島会館(浜松町)での面接に参加します。合格者の中から、ホームステイ先責任者の判断でホームステイする学生を決めます。面接会場までの交通費と宿泊費の支給があります。


Q 学生の性別と人数は、どのように決めますか。

A ホームステイ先の家族に成人男性しかいない場合は、男子学生となります。成人の男女か女性だけの場合は、男女どちらの学生でもホームステイが可能です。

  学生専用の部屋を複数用意できる場合は、複数の学生を預かることが出来ます。

  

Q 子どもやペットのいる家庭でも可能ですか。

A 可能です。ただし子どもと同性の学生が推奨されます。ペットについては、ホームステイを希望する学生と保護者の同意があれば可能です。


Q 許可される八高からホームステイ先までの距離は?

A 明確な距離ではなく、徒歩で通学できる距離とされています。ただし、悪天候時に車での送迎が可能であれば自転車通学を要する距離でも可能です。


Q ホームステイ先の建物等に条件はありますか。

A 学生専用の部屋があることが必要です。建物の構造や築年数に制限はありません。また専用のトイレや浴室など特別な設備は必要ありません。


Q 学生専用の部屋に条件はありますか。

A 面積の制限はありませんが、窓とエアコンが必要です。プライバシーが保てることが必要なため、襖やパーティションで仕切られた部屋は不可です。部屋のドアに鍵を付ける必要はありません。


Q ホームステイ先が用意する家具や備品はありますか。

A ベッドと寝具、机とイス、衣装ケースなどが必要です。必ずしも新品である必要はありません。


Q ホームステイ先に八丈町から支払われる補助金はいくらですか。

A 学生一人当たり、月額105,000円です。ただし、一カ月のうち連続して7日間以上学生がいない場合は、一日当たり1,330円が減額されます。


Q ホームステイ先とし八丈町と契約するのは、個人に限られますか。

A 個人だけでなく、株式会社やNPOなどの法人でも契約が可能です。


Q ホームステイ先が負担する費用はどのようものですか。

A 居住費、水道光熱費、一日三食の食費です。居住費にはトイレットペーパーなどの消耗品も含まれますが、歯磨き用品やタオルなど個人用品は含まれません。通学時の昼食は、お弁当を用意するか、昼食購入費を渡す必要があります。


Q 学生と保護者が負担するものはなんですか。

A 学生が個人的に使用するもの全般です。衣服や学用品、医療費、携帯料金、趣味のもの、個人的に食べるお菓子などです。ただし、ホームステイ先の好意による負担は禁止されていません。


Q 補助金が余った場合は、返却が必要ですか。また確定申告は必要ですか。

A 返却の必要はありません。確定申告は必要です。確定申告では、食糧費や水道光熱費などを経費として申告できるので、新たに税金が生じることはまずありません。確定申告のやり方については、「ホームステイ先連絡会」がサポートします。


Q 学生に家事手伝いをさせてもよいですか。

A 掃除や洗濯、食事の手伝いと後片付けなどの家事手伝いは、教育の一環として、ホームステイ先の判断で行えます。ただし、学生と保護者に事前に説明して了解を得ることは、必要です。


Q ネット環境(Wi-Fi)は、必要ですか。

A ネット環境は必要です。


Q 学校行事への参加は必要ですか

A 強制ではありませんが出来る限り参加してください。ただし「ホームステイ先連絡会」への参加は、お願いします(年3回程度)。


Q サポート体制はありますか。

A 学生の生活と学習面は、八丈高校。ホームステイ全般については、八丈町教育委員会がサポートします。またホームステイ先(髙橋・黒崎)と八丈高校で組織した「ホームステイ先連絡会」もサポートします。


Q ホームステイ先についての相談や申請は、どこでできますか。

A ホームステイ先になるための事前相談と申請は、八丈町教育委員会です。またホームステイに関して、関心や質問がある方、ホームステイ先住宅の見学をしたい方は、髙橋までお気軽にご連絡ください。

information

東京都八丈島八丈町大賀郷7677 

髙橋晃雄

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